ゴーハイレベル(GoHighLevel)には、スマホで使うアプリがあります。公式ヘルプでは「HighLevel Mobile App」として説明され、同じ働きはLeadConnector(リードコネクター)の名前のアプリや、提供元の会社の名前を付けたアプリ(ホワイトラベル)でも使えるとされています。契約の入口によって、入れるアプリの名前が違うことがあります。
パソコンの前にいない時間でも、お客さまからの連絡を見て返し、予定や連絡先を確かめるための道具です。
小さな会社ではこう使える
たとえば、出張で修理をする会社なら、現場の合間に受信箱の未読を見て、急ぎの問い合わせにだけ先に返す、という使い方ができます。現場で新しいお客さまと知り合ったら、ホームの近道からその場で連絡先を作っておけば、事務所に戻ってから書き写す手間がなくなります。
たとえば、ひとりで営む教室なら、レッスンの合間にアプリを開き、今日の予約と返事待ちのメッセージをまとめて確かめられます。パソコンを開く時間が取れない日でも、返事の遅れを小さくできます。
ホームの画面と検索
ヘルプで紹介されている新しい画面では、ホームに次のものが並びます。
- 期限の来たタスク、商談の金額、未読のメッセージ、今日の予約を示す4つの表示
- よく使う機能を4つまで置ける欄(Pinned Apps)
- 連絡先やメッセージなどをすぐ作れる近道(Quick Actions)
上の検索(Universal Search)では、会話、連絡先、商談をまとめて探せます。機能の一覧(App Drawer)は分類ごとに並び、会話やメール、SMSは「Communication」の中にあります。通知と設定のアイコンは右上に出ています。
検索は直近の5回分を覚えていて、言葉を入れると、何か月か前の会話の中身からでも探せるとヘルプにあります。電話や打ち合わせの途中で「前に何と送ったか」を確かめたいときに向いています。ホームには、ここ6か月の入金の動きを示すグラフも出ます。よく使う機能の欄は、編集のアイコンから入れ替えたり、並べ替えたりできます。
なお、ホームの表示は役割に合わせて変わり、権限の無い機能の表示は出ないとヘルプにあります。
使い始めの流れ
- App Store か Google Play から、アプリの最新の版を入れます。どの名前のアプリを入れるかは、契約先の案内に従います。
- 新しい画面は、代理店(エージェンシー)側の設定(Labs)で、サブアカウントごとに切り替える形だとヘルプにあります。画面がこの記事と違うときは、契約先の窓口に、新しい画面が有効になっているかを聞きます。
- 出てくる機能は、契約のプランと自分の権限で変わります。見当たらない機能があれば、パソコンの管理画面でプランと権限を確かめます。
- 暗い画面(Dark Mode)は、はじめはスマホの設定に合わせて切り替わり、アプリの設定から手でも変えられます。
つまずきやすい所は通知
アプリを入れても、通知が鳴らなければ外出先で気づけません。ヘルプでは、通知が届かないときのための「Diagnose Notifications(通知の診断)」が紹介されています。版 4.25.0 以上で使え、LeadConnectorのアプリでも、対応する版なら使えるとされています。
- アプリの Settings(設定)から Diagnose Notifications を選び、Start Diagnosis を押します。
- 通信、通知の許可、音、試しの通知の届き方の4つが順に調べられます。
- 試しの通知が届いたら Received、届かなければ Didn’t receive を選びます。Resend でもう1度送れます。
- 案内に沿って、スマホの設定(通知の許可や、着信音、集中モードなど)を直し、Run diagnosis again で調べ直します。
- それでも届かないときは、Copy report で結果を写し、サポートへの問い合わせに貼ります。
この診断は調べるための流れで、通知の好みそのものを変えるものではないとヘルプにあります。直すのは、案内に出たスマホ側の設定です。
外出先で返すときの社内の決まりの例
外出先からアプリを使ってスムーズに連絡を取り合うためには、社内での運用ルールを決めておくことが大切です。
- 誰が:外出の多い担当者や、現場を回るスタッフがアプリで一次対応を行います。会話の受信箱を確認する担当をあらかじめ決めておきます。
- いつまでに:お客さまからの連絡に対しては、移動中であっても気づき次第、できるだけ早く一度返事の一言を入れます。
- どの窓口で:個人チャットではなく、共有の受信箱の仕組みを活用し、社内で対応の引き継ぎができるようにします。また、確認した内容は タスク管理 に紐づけて、やり取りの抜けや対応漏れを防ぎます。
例:外出先でメッセージを受信したときは、まずアプリを開いて内容を確認し、すぐ返せるものはその場で返信し、詳しい調査が必要な場合は事務所のメンバーに タスク を振って対応してもらう、という流れをあらかじめ決めておきます。
通知が鳴らないときに確かめる順番の一覧
「Diagnose Notifications」を行ってもなお通知に不安がある場合は、次の順番で一つずつ確かめます。
- スマホ本体の通知設定で、対象アプリのバナー通知やサウンド、バイブレーションがオフになっていないかを確かめます。
- OSの省電力モードやバッテリーの最適化機能によって、アプリのバックグラウンド通信が制限されていないかを確かめます。
- おやすみモードや集中モードが有効になっており、一時的にすべての通知が制限されて音が鳴らない状態になっていないかを確かめます。
- アプリ自体が最新の版に更新されているかを App Store または Google Play で確かめます。
最初の1週間の使い方の例
アプリを導入した最初の1週間は、実際の運用を想定したテストを重ねる期間とします。
- 1日目:アプリをインストールし、通知の診断を完了させてから、同僚と試しのメッセージを送り合って音が鳴るかを確認します。
- 2日目〜3日目:事務所内の別のデスクから送られたメッセージに対し、移動の合間や休憩時間を使って 受信箱 から返信する作業を何度か試します。
- 4日目〜5日目:タスク 機能や検索機能を使って、過去のやり取りや自分のやるべきことがスマホ画面でスムーズに見つかるかを確かめます。
- 6日目〜7日目:実際の業務の合間にアプリを取り入れ、外出先での一次対応に無理がないかを振り返ります。
よくある質問
Q. アプリの名前が契約によって違うのはなぜですか?
A. 契約の入口や代理店の提供方法によって、HighLevel Mobile App、LeadConnector、またはホワイトラベルのアプリなど、表示される名前が異なるためです。案内に従って対応するものを入れます。
Q. ホーム画面の表示が記事の画面と違うのはなぜですか?
A. 代理店(エージェンシー)側の設定(Labs)でサブアカウントごとに切り替える形になっている場合があるためです。また、自分の権限や契約プランによっても表示される機能が変わります。
最初の一歩
アプリを入れたら、まず通知の診断を1度通してください。次に、社内の別の人から試しのメッセージを送ってもらい、アプリで通知が鳴るか、受信箱で開いて返せるかを試します。外出先で頼るのは、その確認の後で十分です。
まとめ
携帯のアプリは、受信箱や予約、連絡先を外出先で見るための道具です。入れるアプリの名前、プランと権限で変わる表示、そして通知の診断の3つを押さえておくと、パソコンを離れた時間の返事の遅れを減らせます。
※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。
この記事で確かめた公式の説明
- HighLevel Mobile App Experience(公式ヘルプ・更新日 2026年8月8日・2026年10月8日に確認)
- The Revamped Mobile App Experience – Mobile v4.0.0(公式ヘルプ・更新日 2026年9月1日・2026年10月8日に確認)
- Diagnose Mobile App Notification Issues(公式ヘルプ・更新日 2026年9月26日・2026年10月8日に確認)
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