ファネルとは何か
ゴーハイレベル(GoHighLevel)のFunnels(ファネル)は、訪れた人に決まった順番でページを見てもらうための仕組みです。公式ヘルプでは、見込み客の情報を集める、予約を受ける、商品を売るといった目的に合わせて、順番に並んだステップでページを組み立てるものとして説明されています。1つ目のページで申し込みを受け、2つ目のページでお礼と次の案内を出す、という流れを1つのまとまりとして扱えるのが特徴です。
ファネルはSites(サイト)のメニューの中にあります。ページの組み立てには、セクション・行・列・要素を並べていく共通の編集画面を使います。同じメニューにあるウェブサイト機能と見た目の作り方は似ていますが、向いている使い道が違います。
小さな会社での使いどころ
ファネルが向いているのは、見た人にしてほしいことが1つに決まっている場面です。たとえば、整体院なら、初回の体験を申し込むページと、申し込み後のお礼のページの2段で足りることがあります。工務店なら、資料請求のフォームのページから、相談の予約のページへつなぐ形が考えられます。
- チラシや広告から来た人に、1つの申し込みだけをしてもらう
- 予約を受けるまでの流れを、短いページの連なりで見せる
- 商品の申し込みから支払いまでを、順番どおりに進めてもらう
反対に、会社の紹介やサービスの一覧のように、訪れた人が自由にページを行き来する作りなら、ウェブサイト機能のほうが合っています。
ウェブサイトとの違い
公式ヘルプのWebsites(ウェブサイト)の説明には、ウェブサイトとファネルの違いが整理されています。ウェブサイトは複数のページを自由に見て回れる作りで、会社のホームページ、サービスの紹介、読み物のページなどに使います。ファネルは特定の流れに沿って順番に並んだステップで、見込み客の獲得、予約、販売、キャンペーンの流れに使います。
もう1つの違いは、Split Testing(スプリットテスト)です。ヘルプでは、2つのページを出し分けて比べるこの機能は、ファネルのページでは使えて、ウェブサイトでは使えないとされています。広告の受け皿のように、見出しや写真を変えて反応を比べたいページはファネルで作る、と覚えておくと迷いにくくなります。
作り方の流れ
公式ヘルプが挙げている準備は3つです。サブアカウントに入れること、独自のドメインがつながっているか、つなぐ用意があること、そしてファネルの目的(見込み客の獲得、予約、販売など)がはっきりしていることです。
作り始めは、サイトのメニューからファネルを開き、New Funnel(新しいファネル)を押します。選べる始め方は次の3つです。
- From Blank(白紙から):自由に作り込みたいとき
- From Templates(テンプレートから):早く形にしたいとき
- Funnel AI(ファネルAI):AIの手を借りて作りたいとき
テンプレートから始める場合は、Template Library(テンプレートの一覧)で検索や絞り込みをして、見本をプレビューで確かめてから選びます。その後、Funnel Editor(ファネルの編集画面)で文や写真を自社のものに差し替えて保存します。
次に、問い合わせや申し込みを受けるフォームを用意します。フォームはファネルの編集画面の中から選ぶか、フォームを作る画面で新しく作り、項目と見た目を整えて保存します。最後に、設定のドメインの画面で独自のドメインをつなぎ、そのドメインとファネルを結び付ければ、公開の準備が整います。作った後に直したいときは、ファネルの一覧から選んで編集画面を開き、直して保存します。
つまずきやすい所
公式ヘルプのよくある困りごとには、次の2つが挙がっています。
- ファネルが表示されない:独自のドメインの確認が済んでいるか、DNSの反映を待っている途中ではないか、ファネルがそのドメインに割り当てられているかを見ます。
- フォームから情報が集まらない:ページにフォームが置かれているか、試しに1回送ってみたか、自動の流れ(ワークフロー)を使っているならその設定を確かめます。
どちらも、公開した後で気づくことが多い点です。公開の前に、手元のスマートフォンで実際に開き、フォームを1回送ってみる習慣をつけておくと落ち着いて進められます。
最初の一歩
最初の1本は、ステップを2つにしぼると作りやすくなります。申し込みのページとお礼のページだけを、テンプレートから作ってみてください。目的を「無料相談の申し込み」のように1つに決めてから作り始めると、ページに置く文やフォームの項目も決めやすくなります。慣れてきたら、見出しを変えたページを用意してスプリットテストで比べる、という次の段に進めます。
まとめ
ファネルは、訪れた人に順番どおり進んでもらうためのページのまとまりです。自由に見て回るホームページはウェブサイト機能、1つの申し込みに向けて進んでもらうページはファネル、と使い分けると整理しやすくなります。白紙・テンプレート・ファネルAIのどれかで作り、フォームを置き、ドメインをつないで、公開の前に自分で試す。この流れで1本目を形にしてみてください。
※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。
この記事で確かめた公式の説明
- How top Launch a HighLevel Funnel(公式ヘルプ・更新日 2026年8月18日・2026年10月8日に確認)
- Websites Overview(公式ヘルプ・更新日 2026年9月27日・2026年10月8日に確認)
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