Products(プロダクツ)とは何か
ゴーハイレベル(GoHighLevel)のProducts(プロダクツ)は、売りたい物やサービスを「商品」として登録しておく棚です。公式ヘルプでは、形のある商品、ダウンロードして使うデジタルの商品、一回きりの申し込み、毎月続く定期の契約まで、同じ画面で作れると説明されています。登録した商品は、注文フォーム、請求書、支払いのリンク、オンラインストアなど、お金を受け取る別の機能から呼び出して使います。
つまり、商品の登録は「お金の受け取り」の土台です。請求書を出すにも、支払いのリンクを作るにも、先に商品が棚にあると話が早くなります。公式ヘルプの支払いのリンクの説明でも、リンクを作る前に商品を作っておくよう書かれています。
何に使えるか(小さな会社の例)
- たとえば、整体院なら、初回の施術を一回払いの商品に、通い放題の月額コースを定期払いの商品にして、分けて登録できます。
- たとえば、学習塾なら、入塾の手続きの費用と毎月の授業料を、別々の値段の種類として持てます。
- たとえば、工務店なら、点検の出張費のような決まった値段のサービスを商品にしておくと、請求書を作るたびに打ち直す手間を省けます。
- たとえば、教室なら、同じ講座の「基本」と「上級」を、1つの商品の中の違う種類(バリエーション)として持てます。
作り方・設定の流れ
公式ヘルプの手順では、Payments(ペイメンツ)の中のプロダクツを開き、「+ Create Product」を押して始めます。入れる項目はおおむね次の順です。
- 商品の情報:題(Title)は必須です。説明文、画像や動画、商品のラベル、似た商品をまとめる「コレクション」も選べます。オンラインストアに出すかどうかの切り替えもここにあります。
- 税の設定:商品ごとの税の区分、価格に税を含めて見せるかどうか、税率の割り当てを選びます。区分が空欄なら、全体の税の設定が使われます。
- 値段:値段の名前、種類(一回払いか定期か)、金額、通貨を入れます。定期を選ぶと、請求の間隔、お試しの期間、初期費用などの欄が出ます。比べて見せるための元の値段(Compare-at Price)や、在庫の管理も選べます。
- 種類(Variants):「コース」のような項目の名前と、「基本」「上級」のような値を作ると、種類ごとに値段や在庫を分けられます。
- 検索の設定:検索結果に出る題と説明、商品ページのURLの末尾を決めます。任意ですが、ストアで売るなら見ておきたい所です。
最後に保存します。似た商品を増やすときは、一覧の操作メニューから「Duplicate(複製)」を選ぶと、題・説明・値段・種類・画像などを写した「Copy of …」という商品ができるので、そこを直して保存します。
一回払いと定期払いの分け方
ヘルプでは、一回払いは単発の商品やサービス、相談、初期費用に向き、定期払いは会員、サブスクリプション、続くサービスに向く、と整理されています。お試しの期間を付けられるのは定期払いのほうだけです。お試しを付けたいときは、値段の種類を定期にしてから、請求の間隔とお試しの期間を入れます。
通貨も値段ごとに選びます。どの通貨が使えるか、お客さまにどの支払い方法が出るかは、つないでいる決済サービスや国によって違い、変わることもあります。設定の前に、最新の説明を確かめてください。
つまずきやすい所
- 消すと戻せない:ヘルプでは、商品の削除は取り消しできないと書かれています。すでに売れた取引や請求書の記録は残り、これから先の購入だけが止まります。
- 消せない商品がある:カレンダーや会員サイト・コミュニティの機能が作った商品は削除できません。契約中や支払い遅れの定期契約が残っているSaaSの商品も消せません。
- 決済サービス側に残る:Stripeなど外の決済サービスとつながった商品は、ゴーハイレベルで消しても、決済サービスの管理画面に商品やプランが残ることがあります。すっかり消すなら、両方で作業が要ります。
- 最後の1つの値段は消せない:値段や種類が1つしか無いときは、その最後の1つは消せません。
- 税の扱い:税率は画面で選べますが、日本の消費税をどう表示し、どう計算するかは事業の形で変わります。迷ったら税理士に確かめてください。
最初の一歩
いきなり全部を登録せず、まずよく売れているサービスを1つ、一回払いの商品として登録してみてください。題、値段、通貨が入れば保存できます。そのあと決済の口をつなぎ、支払いのリンクや請求書でその商品を呼び出してみると、商品の棚がどこにつながっているかが見えてきます。定期の商品は、お試しの期間や初期費用の決め方を社内で話し合ってから作ると、作り直しを避けやすくなります。
まとめ
プロダクツは、ゴーハイレベルでお金を受け取るときの共通の棚です。題・値段・通貨が基本で、一回払いか定期払いかを最初に決めます。種類を使えば1つの商品の中で値段を分けられ、複製を使えば似た商品も手早く作れます。一方で、削除は戻せず、外の決済サービス側に記録が残ることもあります。使う場面を思い浮かべながら、少しずつ登録を進めてください。
※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。
この記事で確かめた公式の説明
- Getting Started – Create & Sell Products(公式ヘルプ・更新日 2026年9月17日・2026年10月8日に確認)
- How Product Deletion Works(公式ヘルプ・更新日 2025年11月25日・2026年10月8日に確認)
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