GoHighLevelの会話の受信箱(Conversations)の使い方と4つの枠【はじめての方へ】

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会話の受信箱(Conversations)とは何か

ゴーハイレベル(GoHighLevel)のConversations(カンバセーションズ)は、お客さまとのやりとりを1つの画面にまとめる受信箱です。公式ヘルプによると、メール、SMS、WhatsApp、フェイスブックやインスタグラムのメッセージ、社内のメモまで、1人のお客さまとの履歴を時間の順に並べて読めます。

メールはメールソフト、DMはスマホのアプリ、と窓口ごとに見に行く手間を減らし、「この人と前に何を話したか」を1か所で追えるのがこの機能の役目です。

画面は4つの枠でできている

ヘルプでは、いまの受信箱を4つの枠に分けて説明しています。左から順に見ていくと迷いにくくなります。

  • Inbox Panel(インボックスの枠):自分あての会話、チーム全体の会話、社内だけのチャット(Internal Chat)を切り替えます。
  • Chat List Panel(会話の一覧):選んだ受信箱に入っている会話が並びます。未読の数はその場で増減します。
  • Message History Panel(やりとりの履歴):読む・返すを行う中心の場所です。
  • Right Panel(右の枠):お客さまの連絡先、タグ、担当者、予約や請求などを、会話を開いたまま見て直せます。

なお、見られる範囲は権限で変わります。担当分だけを見る設定の人には、チーム全体の受信箱(Team Inbox)は出ないとヘルプにあります。

小さな会社ではこう使える

たとえば、整体院なら、予約の問い合わせがメールでもインスタグラムのDMでも届きます。受信箱にまとめておけば、受付の担当が一覧の上から順に返し、施術の担当は右の枠でその方の記録を見ながら話を合わせる、という分け方ができます。

たとえば、工務店なら、見積もりの相談を担当者ごとに割り当て、それぞれが「自分の受信箱」だけを見て返す形にすると、誰が返すのかで迷う時間を減らせます。返事の前に社内で相談したいときは、Internal Comment(社内コメント)に書けば、お客さまには届かないメモとして残せます。@で仲間を呼ぶこともできます。

受信箱を開く時間と返す順番の社内の決まりの例

受信箱を毎日スムーズに回すためには、社内でいつ開き、どの順番で対応するかを決めておくことが大切です。実際の運用では、以下のようなルールや手順を設けることで、返信の抜けや対応の遅れを防ぎやすくなります。

  • 確認の時間帯を決める:朝の始業時、お昼の休憩前後、夕方の終業前など、1日に数回、受信箱を開いて新しいメッセージを確認する時間をあらかじめ決めておきます。
  • 返す順番の決まり:一覧の上から順に確認し、「最後がお客さまからのメッセージ」になっているものを優先して返信します。緊急の問い合わせや予約に関する内容は最優先で担当者に引き継ぎます。
  • チャット窓口をまたぐ場合の注意:お客さまがどの窓口(メールや各種DMなど)から連絡をくれた場合でも、社内の担当者が一貫して同じ受信箱(インスタグラムやメッセンジャーのDMも、DMを受信箱で受ける方法のとおり同じ受信箱に集まります)でやりとりを完結させられるように意識します。外出先から確認したい場合は、スマホアプリの使い方を参考にしてスマホアプリから手早く確認・返信を行う運用ルールにします。

返信と整理の基本の流れ

  • 一覧から会話を開くと、未読の最初のところまで自動で移り、「New」の区切りが出ます。
  • 下の入力欄(コンポーザー)で、送る窓口を選んでから書きます。SMSで来た話をメールで返す、といった切り替えもここでできます。
  • 長いメールは全画面に広げて書けます。ファイルは貼り付けて添えられます。
  • 会話の中の表示を「メールだけ」「社内コメントだけ」などに絞ると、長いやりとりでも探しやすくなります。
  • 片づいた会話はArchive(アーカイブ)にすると、最近の一覧から外れます。消えるわけではなく、新しい返信が来れば未読のタブに出ます。

右の枠では、連絡先、活動、関連、書類、支払いといったタブを切り替えながら、タグや担当者、項目をその場で直せます。以前は連絡先の画面に行かないとできなかった作業を、会話を開いたまま済ませられるのが今の作りです。キーボードの近道もあり、受信箱で「?」を押すと一覧が出ます。たとえば Ctrl と Enter で送信、Ctrl と K で全体の検索です。

返したあとに整理する手順の例(既読・担当・メモ)

メッセージを返して終わりにするのではなく、次の対応や後からの見返しをスムーズにするために、返信直後の整理を習慣化します。具体的な手順の例は次のとおりです。

  • 既読状態とアーカイブの判断:返信が完了し、これ以上の返事がすぐに必要ない場合は、会話をそのままアーカイブ(Archive)へ移し、最新の一覧をすっきりと保ちます。
  • 担当者の割り当てとタグ付け:右側の枠を使って、誰がこの案件を担当しているかの担当者(Assigned)を正しく設定し、必要に応じて顧客の状況を示すタグを追加・更新します。
  • 社内メモの残し方:次に別のスタッフが対応するときや、後日社内で見直す必要があるときは、Internal Comment(社内コメント)を使って「◯月◯日電話にて確認済み、次回は来週連絡予定」といった簡潔な申し送りメモを残します。これにより、スタッフ間の引き継ぎ漏れを防ぐことができます。

絞り込み(フィルター)の使い方

会話が増えてきたら、一覧の上のフィルターで表示を絞ります。ヘルプにある主な条件は次のとおりです。

  • 担当者(Assigned)、フォロワー、@で呼ばれた人
  • 最後のメッセージがお客さまからか、こちらからか
  • 最後のメッセージの窓口(SMS、メール、ライブチャット、フェイスブック、インスタグラムなど)
  • お客さまに付けたタグ

条件はAND(すべて満たす)とOR(どれか1つを満たす)で組み合わせられます。たとえば「最後がお客さまから」かつ「担当が自分」にすると、自分が返すべき会話だけが残ります。

返信の漏れを見つけるための絞り込みの使い方の例

日々の業務の中で「お客さまからの返信に気づかず、返事が漏れてしまった」という事態を防ぐために、フィルター機能を活用したチェック手順を取り入れます。

  • 未対応の会話を抽出する:フィルター条件で「最後のメッセージの送信者:お客さまから」を設定し、自分が担当している、またはチーム全体の未読・未返信の会話を並べて表示させます。
  • チャットの窓口ごとに確認する:自社のサイトに設置したチャット経由の問い合わせが多い場合は、サイトのチャット窓の窓口から来た履歴だけに絞り込んで、リアルタイムのやりとりに漏れがないかを定期的にチェックします。
  • 定期的な見直しの習慣:午前と午後の終わりのタイミングでこのフィルター画面を開き、相手からのメッセージのまま止まっているものがないかを短時間で確認します。

よくある質問

Q:フィルターの組み合わせは保存できますか?

A:ヘルプのよくある質問では「その場かぎりで、受信箱に戻るとかけ直しが要る」とされています。一方で、よく使う並びを保存できる表示(Saved Views)の説明もあり、記事によって書き方が違います。お使いの画面で保存できるかを確かめてください。

Q:一覧で会話を削除するとどうなりますか?

A:一覧でまとめて選んで「削除」すると、消した会話は戻せないとヘルプにあります。迷ったら削除ではなくアーカイブを選ぶほうが安全です。

Q:チーム全体の受信箱が見当たらない場合はどうすればよいですか?

A:チーム全体の受信箱が見えないときは、不具合を疑う前に、自分の権限を管理者に確かめます。

最初の一歩

まずは自分の受信箱を開き、フィルターで「最後のメッセージがお客さまから」を選んでみてください。返事を待たせている会話が並びます。そこから1件開き、右の枠でお客さまの情報を見ながら返す、という流れを1度通すと、4つの枠の役目がつかめます。

まとめ

会話の受信箱は、窓口ごとに散らばったやりとりを、1人のお客さまの単位でまとめる場所です。4つの枠の役目、送る窓口の選び方、社内コメント、フィルター、アーカイブの5つを押さえておくと、日々の返信をこの画面で回す準備が整います。

※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。

この記事で確かめた公式の説明

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中山博之(ニタ)/ニタ@AIと会社を経営する55歳
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この記事を書いた人

(株)トレジャーハンティング、アイ・シー・エス通商(株)、(株)ヒミコ代表取締役。15年以上、自社のネット集客を手掛けてきた実績をもとに、ネット集客コンサルティングを行ってきた。現在、GoHighLevelを使ったGoogleマップレビュー代行を中心に活動している。

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