GoHighLevelの受信箱でインスタのDMとメッセンジャーを受けると何ができるか

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受信箱でDMを受けるとは何か

ゴーハイレベル(GoHighLevel)では、フェイスブックページに届くMessenger(メッセンジャー)と、インスタグラムのDirect Message(ダイレクトメッセージ、DM)を、会話の受信箱(Conversations)で受けて返せます。公式ヘルプでは、いくつものアプリを行き来せず、やりとりを1か所にまとめるための機能として紹介されています。

この記事は、つないだ後に受信箱でどう受けて、どう返すかを中心にまとめます。つなぐときにページが出ないつまずきは、別の記事で扱っています。

小さな会社ではこう使える

たとえば、飲食店なら、インスタグラムの投稿を見た人からの「今日は空いていますか」というDMと、フェイスブックページへの貸し切りの相談が、別々のアプリに届きがちです。受信箱にまとめれば、メールや電話の記録と同じ並びで見られ、店のパソコンからも返せます。

たとえば、学習塾なら、保護者からのDMを担当の講師に割り当て、社内コメントで相談してから返す、という分担ができます。

つなぐ前に確かめること(どのページ・どのアカウントか・誰が返すか)

SNSのDMやメッセンジャーを受信箱に集める前に、まずは運用体制の前提を整理しておくことが大切です。どのビジネス用フェイスブックページにどのアカウントが紐づいているか、また、社内の誰がどの時間帯に返信を担当するのかを事前に決めておきます。

例として、個人アカウントのままで紐づけようとして権限エラーになるケースを防ぐため、会社の管理権限を持つアカウントで作業を進めます。あらかじめ担当者の役割分担をクリアにしておくことで、連携後の対応漏れを防ぐことができます。

DMが届くとお客さまの記録ができる

ヘルプによると、フェイスブックやインスタグラムで初めてメッセージをくれた人は、ゴーハイレベルの連絡先(コンタクト)として作られるか、既にある連絡先に足されます。どちらになるかは、重複の扱いの設定(Contact Deduplication Preferences)しだいです。

  • 重複を許さない設定(Allow Duplicate Contactがオフ)なら、その人があとでメールや電話番号を伝え、既にいる連絡先と合えば、自動で1つにまとめられます。
  • 重複を許す設定(オン)なら、自動のまとめは行われず、同じ人の記録が2つに分かれることがあります。

DMの相手をあとでメールやSMSでも追いかけたいなら、この設定を先に確かめておくと記録が散らかりません。

つないでから受けるまでの流れ

  • Settings(設定)の Integrations(連携)で、フェイスブックとインスタグラムの欄の「Connect」から、インスタグラムとつながったフェイスブックページを選んでつなぎます。
  • フェイスブックページ側の設定で、インスタグラムをリンクし、メッセージを受信箱に出すスイッチを入れたままにします。
  • ゴーハイレベルの連携のフェイスブックの欄の設定で、メッセンジャーとインスタグラムのメッセージが有効になっているかを見ます。
  • 会社のものではない別のアカウントから、ページとインスタグラムにそれぞれ試しのメッセージを送ります。
  • 受信箱に新しい会話として届き、正しい連絡先の下に入っているかを確かめます。
  • 受信箱から返信し、送った側のアプリに返事が届き、往復の確認が終わるまでを見届けます。くわしい会話の使い方はこちら。

DMに返すときの社内の決まりの例

複数のスタッフで受信箱を共有してDMに返信する場合、現場が混乱しないための社内ルールや共通の文例を決めておくのが効果的です。たとえば、最初に問い合わせを受けたスタッフが社内コメントを残して担当者をアサインする、という手順を設けます。

たとえば「インスタグラムからの予約相談を受け付けました。担当は○○です。空席状況の確認をお願いします。」といった定型のコメントを残し、見落としを防ぎます。また、外出先からスマホアプリで確認・返信する際のルールも合わせて共有しておくとスムーズです。

受信箱での受け方のコツ

DMの数が増えてきたら、受信箱のフィルターで「最後のメッセージの窓口」をフェイスブックやインスタグラムに絞ると、SNSからの声だけを並べられます。窓口は複数まとめて選べます。「最後のメッセージがお客さまから」と組み合わせると、返事待ちのDMだけが残ります。

条件には「Is(含める)」と「Is not(除く)」があり、担当者の欄で「Logged In User」を選ぶと、開いている人ごとに自分の担当分だけが並びます。DMを店長とスタッフで分けて返す店なら、この組み合わせが役に立ちます。

受信箱の中では、メッセンジャーやインスタグラムのやりとりも、メールやSMSと同じ1本の履歴に並びます。前にメールで見積もりを送った相手からDMが来ても、同じ画面で前の話を見ながら返せます。さらにチャット窓をサイトに設置する方法と併用すると、ホームページ上の会話も一元管理しやすくなります。

試しの送信で往復を確かめる手順の例

実際に運用をスタートさせる前に、正しくメッセージのやり取りができるかをテストする具体的な手順を確認しておきます。自社のアカウントではなく、テスト用の別アカウントを用意して動作を確かめます。

たとえば、個人の別アカウントから「こんにちは、テスト送信です」とメッセージを送り、ゴーハイレベルの受信箱に即座に通知が届くか確認します。次に受信箱の画面から「テスト送信ありがとうございます。確認いたしました。」と返信し、送信元のスマホアプリ側で無事に返事のプッシュ通知が受け取れるかを確認します。この往復テストを済ませてから運用に入ります。

つまずきやすい所

  • 試しのメッセージを会社のアカウント自身から送ると、お客さまと同じ形で確かめられません。別のアカウントから送ります。
  • 届かないときは、ヘルプでは次の順に見るよう案内しています。正しいページとインスタグラムがつながっているか、メッセージの権限が入っているか、インスタグラムがそのページにリンクされているか。
  • フェイスブックの側で、LeadConnector(リードコネクター)にメッセージの読み書きを許しているか、自分のアカウントにページの全権限とメッセージの権限があるかも、見るべき所です。

最初の一歩

つないだら、まず個人のアカウントから「テストです」と1通ずつ送り、受信箱で受けて返すまでを通してください。その後、受信箱のフィルターでインスタグラムとフェイスブックだけを並べる表示を試しておくと、毎日の見回りが短くなります。

よくある質問(Q&A)

Q:社内の複数人で同じDM画面を見ることはできますか?
A:はい、同じ受信箱を複数のユーザーで共有して確認・返信することができます。担当者ごとのフィルター機能を使って自分の担当分を絞り込むことも可能です。

Q:過去にメールでやり取りした顧客からインスタのDMが届いた場合、別人の記録になってしまいませんか?
A:重複の扱いの設定(Contact Deduplication Preferences)の構成によりますが、条件が一致すれば自動で1つの連絡先にまとめることが可能です。

まとめ

フェイスブックとインスタグラムのDMを受信箱で受けると、SNSの声もメールや電話と同じお客さまの記録に並びます。つなぐ、試しに送って往復を確かめる、重複の設定を見る、フィルターで絞る。この4つを押さえておくと、DMの受けもれの心配を減らせます。

※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。

この記事で確かめた公式の説明

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中山博之(ニタ)/ニタ@AIと会社を経営する55歳
会計ソフト会社に29年、社長業は19年目。中小企業の現場で生まれた仕事の仕組みを、AI時代向けに作り直しています。

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この記事を書いた人

(株)トレジャーハンティング、アイ・シー・エス通商(株)、(株)ヒミコ代表取締役。15年以上、自社のネット集客を手掛けてきた実績をもとに、ネット集客コンサルティングを行ってきた。現在、GoHighLevelを使ったGoogleマップレビュー代行を中心に活動している。

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