ゴーハイレベルのドリップで少しずつ送る設定|件数と間隔の決め方

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ドリップとは何か

ゴーハイレベル(GoHighLevel)のDrip(ドリップ)は、ワークフローの中で、お客さまをまとめて通すのではなく、バッチ(束)に分けて少しずつ先へ進めるアクションです。公式ヘルプでは、決めた間隔ごとに決めた件数ずつ処理することで、システムへの負荷や、送信の集中を抑えると説明されています。

名前の由来は、水をぽたぽたと落とす点滴のような動きです。名簿を一度に取り込んだときなど、一斉に動かしたくない場面で使います。

何に使えるか(小さな会社の例)

ヘルプによると、Dripはメール、SMS、タスクの割り当てなど、どのステップの前にも置けます。たとえば、次のような使い方が考えられます。

  • たとえば、飲食店なら、過去のお客さまの名簿に再来店の案内を送るとき、1回に送る人数を絞り、反応を見ながら進める
  • たとえば、整体院なら、休眠のお客さまへの声かけを、1日に決めた人数ずつにして、電話や予約の対応が追いつくようにする
  • たとえば、教室なら、新学期の案内を、数日に分けて送り、問い合わせの対応を平らにならす

ヘルプには、送信を分散させることが、迷惑メールのフィルターを避けることや、反応の取りやすさにつながる、という説明があります。効果の大きさは、相手や内容によって変わるため、数字で確かめる前提で使います。

作り方の流れ

ヘルプにある手順をまとめると、次のとおりです。

  • Automation(オートメーション)のWorkflowsで、ワークフローを開く
  • +のマークを押し、アクションの一覧から「Drip」を選ぶ
  • わかる名前を付ける
  • Batch Size(バッチの大きさ)を決める。1から10,000までの数字が選べる
  • Drip Interval(間隔)を決める。分は1〜60、時間は1〜24、日は1〜7の範囲
  • 保存して公開し、テスト用の連絡先で、バッチごとの処理を履歴で確かめる

たとえば、バッチを100、間隔を30分にすると、30分ごとに100人が先へ進む、とヘルプにあります。

公開の前に見る予定表

設定の途中で、各バッチがいつ動く予定かを示す表(Drip Preview)が出ます。最大10バッチ分が表示され、公開前に見直せます。

ワークフローにWorkflow Time Window(動かす時間帯の制限)が設定されていると、バッチの一部が次の空き時間に回ります。その場合は、プレビューに注意の表示が出ます。夜間や休日を避けたい会社では、あわせて確かめます。

つまずきやすい所

  • 公開後にバッチの大きさや間隔を変えても、すでに待っているお客さまには前の設定が使われます。新しく入る人から新しい設定です
  • バッチを大きくしすぎると、一度に多くの人が動き、送信が集中します。ヘルプも、提供元の制限を踏まえた大きさにするよう案内しています
  • ワークフローをDraft(下書き)に戻すと、ドリップの中にいるお客さまは止まります。再び公開すると、止まった所から再開し、一気に出ることはありません
  • Waitは全員を同じ時点で止めて同じ時に放すのに対し、Dripは束ごとに順番に放します。目的に合う方を選びます
  • 後から入ったお客さまは、実行中のバッチには加わらず、自分の順番で進みます

ドリップ中の人数や次のバッチの予定は、アクションにある統計のアイコンから見られます。

連絡先をまとめて操作するときのドリップ

ドリップは、ワークフロー以外にもあります。Contacts(コンタクト)のBulk Actions(まとめての操作)で、Delivery Methodに「Send in Drip Mode」を選ぶと、同じ考え方で分けて送れます。

ヘルプには、Start On(開始日時)、Batch Quantity(1回の件数)、Repeat After(間隔)、Send On(曜日)、Process Between(時間帯)、End At(毎日の終了時刻)という設定項目が紹介されています。途中で止めたいときは、Bulk Actionsの画面から一時停止もできます。

最初の一歩

最初は、少ない件数で試します。たとえば、テスト用の連絡先を数人用意し、バッチを1、間隔を数分にして、履歴に1件ずつ処理が出ることを確かめます。うまく動くのがわかったら、本番の件数と間隔に直します。メールやSMSを送る場合は、相手の同意や配信の決まりなど、法令や契約に関わる点を、専門家や窓口にも確かめてください。

まとめ

ドリップは、お客さまを少しずつ先へ進めるための部品です。バッチの大きさと間隔を決め、公開前に予定表で確かめ、公開後は変更が新しい人にだけ効く点を覚えておきます。まずは少ない人数のテストから、試してみてください。

※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。

この記事で確かめた公式の説明

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中山博之(ニタ)/ニタ@AIと会社を経営する55歳
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この記事を書いた人

(株)トレジャーハンティング、アイ・シー・エス通商(株)、(株)ヒミコ代表取締役。15年以上、自社のネット集客を手掛けてきた実績をもとに、ネット集客コンサルティングを行ってきた。現在、GoHighLevelを使ったGoogleマップレビュー代行を中心に活動している。

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