GoHighLevelのスナップショットで何ができるか 作った設定を別のサブアカウントへ写す

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スナップショットとは何か

ゴーハイレベル(GoHighLevel)の Snapshots(スナップショット)は、あるサブアカウントで作った設定をまとめて保存し、別のサブアカウントへ写すための型紙です。公式ヘルプでは、ワークフロー、ファネル、カレンダー、フォーム、ダッシュボードなどを手で作り直す代わりに、元のサブアカウントから型紙を作って使い回す仕組みだと説明されています。

覚えておきたいのは、スナップショットそのものを白紙から組み立てるわけではない点です。まず元になるサブアカウントで設定を作り込み、そのサブアカウントからスナップショットを作ります。

小さな会社では何に使えるか

たとえば、学習塾が2つ目の教室を開くとき、1つ目の教室のサブアカウントで整えた問い合わせのフォーム、体験授業のカレンダー、申し込み後のワークフロー、メールの文面などを、新しい教室のサブアカウントへまとめて写せます。

また、試しの作業用のサブアカウントで新しい流れを作り、できあがった物だけを本番のサブアカウントへ写す、という使い方も考えられます。公式ヘルプでは、同じスナップショットを必要なだけ何度でも使えると説明されています。

写せる物と写せない物

公式ヘルプには、写せる物が分類ごとに並んでいます。主な物は次のとおりです。

  • 自動化:ワークフロー、トリガー
  • カレンダー:カレンダー、カレンダーのグループ、サービス
  • お客さまのデータの形:カスタム項目、カスタム値、パイプライン、タグ、スマートリスト
  • 集客と中身:ブログ、フォーム、ファネルとウェブサイト、アンケート、メールやSMSの文面
  • 報告:ダッシュボード、カスタムレポート

反対に、お客さまの記録や日々の動きは写りません。写らない物として、お客さま(コンタクト)、予約、会話とその履歴、メッセージ、口コミのデータ、決済サービスとのつなぎ、外部のサービスとのつなぎ、自分だけに見せている非公開のダッシュボードなどが挙げられています。

作り方の流れ

  • Agency View(エージェンシーの画面)を開き、Account Snapshots(アカウントのスナップショット)へ進みます。
  • + Create New Snapshot を押します。
  • 用途がわかる名前を付け、写し元のサブアカウントを選びます。
  • 入れる物を選びます。Select All で全部を入れるか、分類を開いて1つずつ選びます。
  • Create を押して保存します。

読み込みの途中で一部が取れなかったときは Retry(再試行)が出て、最初からやり直さずに足りない分だけ取り直せると説明されています。

作った後にできること

スナップショットは作って終わりではありません。公式ヘルプでは次のような使い方が並んでいます。

  • 今あるサブアカウントへ読み込む
  • 新しいサブアカウントを作るときに一緒に入れる
  • 元のサブアカウントを直した後に、スナップショットを最新にする(Refresh)
  • 最新にした中身を、つながっているサブアカウントへ送る(Push)
  • 入っている物を、読み込む前に一覧で確かめる
  • 共有のリンクを作って相手に渡す(Share)、渡されたスナップショットを自分の一覧へ取り込む(Import)

Refresh では、あとから入れる物を足したり外したりもできます。最初から完ぺきな型紙を作ろうとせず、使いながら育てていく形がとれます。

つまずきやすい所

  • 写した後に、つなぎ直しが要る物があります。外部のサービスとのつなぎや決済サービスは写らないので、写し先で設定し直します。ウェブサイトの部品のように、ドメインやプラグインの設定を写し先で直す必要がある物もあると書かれています。
  • お客さまのデータは写らないので、名簿を移したいときは別の方法を考えます。
  • 元のサブアカウントに、試しで作った不要な物が混ざっていると、それも一緒に選ばれます。公式ヘルプでも、写したい物だけが入った元のアカウントから始めるよう書かれています。
  • スナップショットを作れるのはエージェンシーの画面です。サブアカウントの画面だけを探しても見つかりません。

最初の一歩

まず、今のサブアカウントで「ほかでも使い回したい物」を書き出してみてください。フォーム、カレンダー、ワークフロー、メールの文面のように並べると、分類を開いて選ぶときに迷いません。そのうえで、名前に用途と日付を入れたスナップショットを1つ作り、試しのサブアカウントへ読み込んで中身を確かめると安心です。

まとめ

スナップショットは、作り込んだ設定を別のサブアカウントへ写す型紙です。写るのは設定や仕組みで、お客さまの記録やつなぎは写りません。元のサブアカウントを整えてから作り、写した後はつなぎ直しを確かめましょう。

※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。

この記事で確かめた公式の説明

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中山博之(ニタ)/ニタ@AIと会社を経営する55歳
会計ソフト会社に29年、社長業は19年目。中小企業の現場で生まれた仕事の仕組みを、AI時代向けに作り直しています。

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この記事を書いた人

(株)トレジャーハンティング、アイ・シー・エス通商(株)、(株)ヒミコ代表取締役。15年以上、自社のネット集客を手掛けてきた実績をもとに、ネット集客コンサルティングを行ってきた。現在、GoHighLevelを使ったGoogleマップレビュー代行を中心に活動している。

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