GoHighLevelの手動アクションを使う前に決める3つのこと。人の手で電話やSMSを送る段取り

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手動アクション(Manual Actions)とは何か

ゴーハイレベル(GoHighLevel)の Manual Actions(手動アクション)は、ワークフローの途中に「ここは人が対応する」という作業を差しこむしくみです。公式ヘルプでは、Manual Call(手動の電話)と Manual SMS(手動のSMS)の2つのアクションが説明されています。

ワークフローがこのアクションまで進むと、Conversations(会話)の画面にある Manual Actions のタブに、やることが1件ずつ並びます。担当者はそこから電話をかけたり、SMSの文面を仕上げて送ったりします。すべてを自動で送るのではなく、自動の流れの中に人の手を残せるのが特徴です。

何に使えるか(小さな会社の例)

たとえば、工務店なら、問い合わせのフォームが送られたときに「担当者が電話でお礼と日程の相談をする」という電話の作業を自動で並べられます。ヘルプの例でも、新しい連絡先ができたことをきっかけに、営業の担当に折り返しの電話の作業を作る使い方が紹介されています。

美容室なら、フォームに書かれた要望を読んでから、ひと言そえたSMSを送りたい場面があります。手動のSMSでは、ひな形を選び、相手の名前などのカスタム値や、予約のページへのリンク(トリガーリンク)を入れた文面を用意しておき、送る前に担当者が手直しできます。ヘルプでも、フォームの送信をきっかけに、予約のリンクを入れたSMSを担当者が送る例が挙げられています。

使う前に決める3つのこと

1つめは、だれが受け持つかです。Advanced Settings(詳しい設定)の Assign To(割り当て先)で、特定のユーザーを選べます。ヘルプによると、選んだユーザーがその連絡先を見られるならそのユーザーに、見られないなら連絡先の持ち主に回ります。何も選ばなければ連絡先の持ち主になり、どちらもいなければ Unassigned(未割り当て)になります。

2つめは、終わったら何をするかです。手動の電話の作業は、Manual Actions のタブで作業を消したときに、ワークフローが次の動きへ進みます。ヘルプでは、コンタクトの画面など別の場所から電話をかけただけでは作業は終わらず、ワークフローも進まないと注意されています。

3つめは、どのきっかけで並べるかです。タグ、フォームの送信、予約、パイプラインの段階の移動などをきっかけにできます。きっかけを広くしすぎると、担当者の一覧が作業で埋まってしまいます。

設定の流れ

  • ワークフローを新しく作るか、いまあるワークフローを開く
  • きっかけ(トリガー)を置き、その下の+の印からアクションを足す
  • Manual Call か Manual SMS を選び、「折り返しの電話」のようにわかる名前を付ける
  • SMSなら、ひな形と文面、カスタム値を入れ、テスト用の電話番号で見え方を確かめる
  • 必要なら Assign To で担当者を選ぶ
  • 保存して、ワークフローを公開する

作業が並んだら、Conversations を開き、上の Manual Actions のタブを見ます。ヘルプによると、作業の横の Let’s Start を押すと始められます。スマートフォンのアプリでも、メニューから Manual Actions を開き、表示される再生の印から順に進められます。

つまずきやすい所

よくあるのは、電話をかけたのにワークフローが止まったまま、というものです。前に書いたとおり、手動の電話は Manual Actions のタブで作業を消すまで次へ進みません。電話のあとにタブへ戻って片付ける、という手順をチームで決めておきましょう。

テスト用の電話番号にも注意があります。国の選択はサブアカウントの国に合わせて最初から選ばれていて、その国の書き方で番号を入れる形です。番号が正しくないと Invalid phone number と表示されます。

また、SMSを送るときは、送る相手の同意や文面について決まり(例: 特定電子メール法・個人情報の扱い)がかかる場合があるので、窓口や専門家に確かめてください。

最初の一歩

まずは、いま人が手で電話をかけている場面を1つ選びます。たとえば「フォームから問い合わせが来たら折り返す」のような場面です。それを、きっかけ1つと手動の電話1つだけの短いワークフローにしてみてください。担当者を決め、電話が終わったら作業を消す、という約束も一緒に決めます。数日回して、一覧に作業がたまりすぎないかを見てから、SMSや次の動きを足していきます。

まとめ

手動アクションは、自動の流れの中に人の対応を差しこむしくみです。作業は Conversations の Manual Actions のタブに並び、手動の電話は作業を消すとワークフローが次へ進みます。担当の決め方、終わったときの片付け、並べるきっかけの3つを先に決めておくと、作業がたまりにくくなります。

※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。

この記事で確かめた公式の説明

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中山博之(ニタ)/ニタ@AIと会社を経営する55歳
会計ソフト会社に29年、社長業は19年目。中小企業の現場で生まれた仕事の仕組みを、AI時代向けに作り直しています。

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この記事を書いた人

(株)トレジャーハンティング、アイ・シー・エス通商(株)、(株)ヒミコ代表取締役。15年以上、自社のネット集客を手掛けてきた実績をもとに、ネット集客コンサルティングを行ってきた。現在、GoHighLevelを使ったGoogleマップレビュー代行を中心に活動している。

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