タグとは何か
ゴーハイレベル(GoHighLevel)のTags(タグ)は、お客さまの記録に付ける短い札です。公式ヘルプでは、共通の性質や行動、お客さまとの関係の段階などでお客さまを分けるためのもので、配信先の切り分けや自動化のきっかけ、日々のお客さまの管理に役立つと説明されています。
1人のお客さまに複数のタグを付けられ、後から外すこともできます。カスタムフィールドが「誕生日」「来店のきっかけ」のように中身を書き込む欄だとすると、タグは「体験済み」「紹介で来た」のように、その人に印を付けるものと考えるとわかりやすくなります。
何に使えるか(小さな会社の例)
タグの使い道は、大きく分けて3つあります。一覧で絞り込む、まとめて連絡する、自動の流れを動かす、です。
- たとえば、美容室なら「カット」「カラー」など来店の目的をタグにして、スマートリストで目的ごとの一覧を作る
- たとえば、学習塾なら「体験授業」「入塾」のタグで段階を分け、体験だけで止まっている人を見つける
- たとえば、リフォーム会社なら展示会で名刺をいただいた人に「展示会」のタグを付け、後日のお礼の連絡の対象をそろえる
どの使い方も、タグの名前がそろっていることが前提です。同じ意味のタグが何種類もあると、絞り込みの結果に漏れが出ます。
まとめてタグを付ける手順
1人ずつ付けることもできますが、ヘルプでは多くのお客さまにまとめて付ける方法が紹介されています。
- 左のメニューから「Contacts」を開く
- 左側のチェックボックスで、タグを付けたいお客さまを選ぶ
- 上に出る操作の帯から「Add Tag」の印を押す
- 出てきた「Add Tags」の窓で、「Action Name」に操作の名前を入れ、「Tags」の欄から付けたいタグを1つ以上選ぶ
- 「Add Tags」を押すと、処理が始まったという知らせが出る
進み具合は「Check Progress」から開く「Bulk Actions」の画面で見られます。終わった操作には名前、実行した人、日時が並び、「Show Stats」から一人ひとりの結果を確かめられます。
まとめて付けても、もともと付いていたタグは消えず、選んだタグが足されるだけだとヘルプにあります。外したいときは「Remove Tag」という別の操作を使います。
タグをきっかけに自動で動かす
タグは、ワークフローの「Contact Tag」というきっかけ(トリガー)に使えます。タグが付いた時、または外れた時に、決めておいた流れを動かす仕組みです。ヘルプでは、関心ありのタグが付いたらお礼のメールを送る、担当者に知らせを出す、といった例が挙げられています。
設定の流れは、「Automations」から「Workflows」を開いて新しいワークフローを作り、「Add Trigger」で「Contact Tag」を選び、付いた時か外れた時かと、対象のタグを指定する、というものです。ワークフローの全体の作り方は、別の入門記事にゆずります。
メールやSMSを自動で送る場合は、相手の同意の取り方などに決まり(例: 特定電子メール法・個人情報の扱い)がかかる場合があります。中身は窓口や専門家に確かめてから動かしてください。
つまずきやすい所
- ワークフローを後から作っても、すでに付いているタグでは動きません。ヘルプでは、ワークフローが有効になった後にタグが付いたり外れたりした時だけ動くと説明されています
- 同じタグをきっかけにしたワークフローが複数あると、全部が同時に動きます。思わぬ二重の連絡にならないよう、きっかけの重なりを確かめます
- タグを選ぶ欄では、選んだだけでは反映されず、「Apply」などで確定して初めて付くとヘルプにあります
- 似た名前のタグ(「VIP」「vip」「VIP客」など)が増えていくと、絞り込みや自動化がずれます。ときどき見直して、使っていないタグや重なったタグを片付けます
なお、タグを分類(カテゴリー)にまとめたり色を付けたりする機能も、Labs(試験提供の機能)として案内されています。今あるタグは灰色のまま「No category」に入り、そのまま使えるとのことです。表示されるかどうかは環境によって違います。
最初の一歩
まずは、タグの名前の決まりを紙1枚に書き出すところから始めます。「どこから来たか」「今どの段階か」「何に関心があるか」のように分け方をいくつかに絞り、それぞれで使うタグの名前を決めます。そのうえで、今いるお客さまから数人を選んでタグを付け、スマートリストで正しく絞り込めるかを試します。
まとめ
タグは、お客さまに印を付けて、絞り込みと連絡と自動化をつなぐ札です。まとめて付ける操作は足すだけで今あるタグを消さないこと、ワークフローは有効にした後の付け外しでしか動かないこと。この2点を押さえておくと、思わぬ動きを避けやすくなります。名前の決まりを先に作り、小さく試してから広げてください。
※画面の名前や項目は更新で変わることがあります。お使いのプランや設定によって表示が違う場合もあるため、設定の前に最新の管理画面と公式ヘルプで確かめてください。
この記事で確かめた公式の説明
- Adding Tags to Multiple Contacts(公式ヘルプ・更新日 2026年10月7日・2026年10月8日に確認)
- Workflow Trigger – Contact Tag(公式ヘルプ・更新日 2026年6月9日・2026年10月8日に確認)
- Organize and Personalize Tags with Categories and Colors(公式ヘルプ・更新日 2026年9月21日・2026年10月8日に確認)
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