結論から言います。
Web制作「だけ」を売るのは、もうやめましょう。
作ったあとの「集客の運用」を、月額で売る。
これが、この記事の結論です。
「Webデザインを勉強して、やっとポートフォリオも作った。なのに、全然仕事が取れない」
「やっと取れたと思ったら、単価を値切られる」
「納品したら、それでクライアントとの関係が終わる」
そんなふうに感じていませんか?
僕は静岡で会社を経営して11年ちょっと。55歳の文系経営者で、コードは1行も書けません。それでも今、GoHighLevel(ゴーハイレベル、以下GHL)という海外ツールを使って、Web制作や運用代行の方々を支援する側に回っています。
その立場から見えた景色を、全部書きます。
「作って終わり」が、あなたを消耗させている
まず、痛いところから。
Webデザイナーの単価が安いのは、技術が足りないからではありません。
「作る」を売っているからです。
ホームページは、納品した瞬間に仕事が終わります。関係も終わります。だから来月、また新規営業をゼロからやり直す。この繰り返しが、あなたを消耗させています。
ところが。
クライアントである店舗のオーナーさんが本当に欲しいのは、キレイなホームページではありません。「お客さんが増えること」です。
だったら、売るものを変えればいい。
「作る」ではなく、「集客の成果」を売る。その入口として、今いちばん始めやすいのが、Googleビジネスプロフィールの運用代行なんです。
Googleビジネスプロフィールって何?なぜ今なのか
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス、以下GBP)は、Google検索やGoogleマップにお店の情報を表示させる無料ツールです。
「ラーメン 近く」と検索したとき、地図と一緒に出てくるお店の一覧。あれです。
なぜ今、これが武器になるのか。
- ほとんどの消費者が、ローカルビジネスをオンラインで検索する時代です
- 多くの人が、口コミを読んでからお店を選びます
- 検索した人のかなりの割合が、その日のうちにお店を訪れます
つまり、地域のお店にとってGBPは「新しい店構え」です。
なのに、ほとんどのお店はここを放置しています。写真は数年前のまま。口コミに返信なし。営業時間も古い。
オーナーさんが怠けているわけではありません。日々の営業で手一杯なんです。
ここに、あなたの仕事があります。
実績ゼロでも始められる3つの理由
「でも、私には実績がない」
大丈夫です。理由は3つ。
1. 競合がまだ少ない
ホームページ制作は競合だらけ。でもGBP運用代行を本気でやっている人は、地方に行くほど少ない。市場がまだ新しいからです。
2. 成果が数字で見える
「表示回数」「電話の数」「ルート検索の数」。GBPは管理画面で数字が全部見えます。ビフォーアフターを見せるだけで、実績が積み上がる。デザインの「良し悪し」のような曖昧な勝負をしなくていい。
3. 小さく始められる
写真の更新、情報の整備、口コミへの返信。最初の仕事は、特別な資格も高額なツールもいりません。あなたがWeb制作で培った「見せ方」のスキルが、そのまま活きます。
料金の目安と、最初の提案の作り方
既存の相場感として、こんな水準がよく使われています。
- 初期設定(情報整備・写真・投稿の型作り): 5〜15万円
- 月額運用: 1〜5万円(地方都市で1〜3万円、大都市圏で3〜5万円が目安)
- 有料診断(後述): 5,000円前後
そして、提案の形をこう変えます。
従来の提案:
「ホームページを50万円で制作します」
これからの提案:
「ホームページ制作50万円+GBP初期設定10万円+月額運用3万円」
違いが分かりますか?
上は単発の売上で終わり。下は、毎月3万円が積み上がっていく。10社と契約すれば月30万円。これが「継続報酬」の力です。
しかも月額のお付き合いが続く限り、ホームページの改修も、次の販促も、全部あなたに相談が来ます。単価と案件数が同時に伸びるのは、この構造のせいです。
業種に合わせた追加メニューも作れます。
- 飲食店: メニュー撮影・更新をプラス1万円
- 美容室: スタイル写真の撮影・投稿をプラス1.5万円
- 医療機関: 患者さん向け情報の整備をプラス2万円
あなたの得意分野(撮影、ライティング、デザイン)をオプションに変換すればいい。単価は、こうやって積み上げます。
最初のクライアントは「半径5メートル」にいる
営業の話をします。難しいことはしません。
ステップ1: 身近なお店から
行きつけの美容室、なじみの飲食店、知り合いの店舗。「Googleで検索したとき、こう見えてますよ」とスマホの画面を見せるだけで、会話が始まります。
ステップ2: 有料診断を入口にする
いきなり月額契約を売り込まない。まず「GBP診断レポート」を5,000円程度で提供します。
無料にしないのがコツです。5,000円でも払ってくれる人は、本気の人。あなたの時間を守るフィルターにもなります。
診断で「ここが直せば伸びる」を見せて、直したくなったところで初期設定と月額運用を提案する。この順番なら、押し売りになりません。
診断レポートに入れる項目は、たとえばこんな内容です。
- 基本情報の正確さ(営業時間・住所・電話番号・カテゴリ設定)
- 写真の枚数と鮮度(外観・内観・商品・スタッフ)
- 口コミの数・評価・返信率(返信ゼロのお店、本当に多いです)
- 投稿機能を使っているか(使っていないお店が大半です)
- 競合上位3店との比較(何が足りないかを一覧で)
Webデザイナーなら、このレポート自体をきれいに仕上げられますよね。それだけで「この人はプロだ」と伝わります。診断を出したら24時間以内に送る。スピードも信頼のうちです。
ステップ3: 成果を事例に変える
1社目の数字の変化を、そのまま2社目への営業資料にする。実績ゼロは、最初の1社で終わります。
僕が代行業者向けのサービスを作って見えた景色
ここから、僕自身の話をさせてください。
僕は2026年、HP制作・SNS運用・広告運用といった代行業のみなさん向けに、GIFTED HUNT(ギフテッドハント)というサービスを立ち上げました。GHLをベースにした、月3,300円(税込)の業務効率化ツールです。
作る前に、代行業のみなさんの悩みをずっと聞いてきました。そこで分かったことがあります。
代行業でいちばん苦しいのは、営業でも制作でもない。
「クライアントが増えるほど、回らなくなること」です。
打ち合わせの内容を忘れる。頼まれごとが流れる。記録があちこちに散らばる。本当は「期待を超える仕事」をして紹介につなげたいのに、目の前の対応に追われて、それどころじゃない。
真面目な人ほど、ここで潰れます。
代行業の最初の勝ちパターンは、「頼まれた仕事に対して、期待を超える仕事をすること」です。そこで生まれた感動が、紹介と口コミを連れてくる。これは間違いない。
ところが。
クライアントが増えるほど、その「期待を超える対応」が物理的にできなくなる。むしろ「頼んだこと、忘れられてるな」と思われるリスクに怯えるようになる。頑張れば頑張るほど苦しくなる、嫌なジレンマです。
僕の答えはシンプルでした。根性で回すな、仕組みで回せ。
打ち合わせの記録も、タスクも、顧客ごとのやり取りも、全部1つの場所に自動で集まるようにする。僕自身、この仕組みのおかげで、複数の支援先との約束を忘れずに、涼しい顔でアフターフォローを続けられています。
GBP運用代行も、まったく同じです。
1社なら根性で回せます。でも5社、10社と増えた瞬間、投稿も口コミ返信もレポートも、手作業では破綻する。
だから、最初から道具を持ってください。
運用を回す道具がGoHighLevel(GHL)
GHLは、アメリカ生まれのオールインワン・マーケティングツールです。僕は米国ダラスで開催されたGHLの公式イベント「HighLevel LevelUp」にVIP参加して、CEOとも直接話してきました。日本ではまだ知る人ぞ知る存在ですが、海外の代行業者の間では標準装備になりつつあります。
GBP運用代行との相性が、抜群にいい。
- 口コミ依頼の自動化: 来店したお客さんに、テキスト(SMS)やメールで口コミ依頼を自動送信。口コミが自然に増える仕組みを作れます
- 口コミへの返信管理: 複数クライアントの口コミを1つの画面で確認・返信できます
- 投稿とやり取りの一元管理: SNS投稿の予約、問い合わせ対応、顧客リストの管理まで1つに集約
- クライアントごとの管理画面: 1クライアント=1アカウントで分けられるので、10社に増えても管理が破綻しません
つまりGHLは、あなたを「作業者」から「仕組みの提供者」に変える道具です。
手を動かす時間が減った分、提案と営業に時間を使える。だから案件数が増えても潰れない。
(ちなみに僕はコードが書けません。それでも使えています。マウス操作とコピペの世界です)
まずは14日間、無料で触ってみてください
GHLには14日間の無料トライアルがあります。
まず自分のGBP診断レポートの申込みフォームを作ってみる。自動返信メールを組んでみる。それだけで「あ、これが仕組みか」と体感できるはずです。
GoHighLevel 14日間無料トライアルはこちら
「いきなり英語のツールで月97ドルはハードルが高い」という方へ。
僕が提供しているGIFTED HUNTは、GHLの機能を日本語サポート付きで月3,300円(税込)から使えるようにしたサービスです。まず自分の業務管理から小さく始めて、本格的に代行業を伸ばす段階になったらGHL本体へ。そういう階段として作りました。
【既存記事のGIFTED HUNT導線リンクを維持(Claude Code×GHL×Obsidian記事と同じリンクを挿入)】
よくある質問
Q. Web制作の実務経験も浅いのですが、大丈夫ですか?
大丈夫です。GBP運用に必要なのは、高度なコーディングではなく「情報を整えて、見せ方を良くする」力。むしろ制作経験が浅い人ほど、「作る」への未練がない分、運用側に振り切れます。
Q. どれくらいで収入になりますか?
正直に言うと、人によります。既存の相場感から逆算すると、月額3万円の契約が3社で月9万円、10社で月30万円。最初の1社を取るまでが山で、そこから先は事例が営業してくれます。焦らず、まず1社。
Q. 地方でも需要はありますか?
むしろ地方のほうがチャンスです。都市部より競合が少なく、GBPを整えているお店がほとんどない。「地図で見つかる」効果は、商圏が狭い地方のお店ほど大きく出ます。
Q. 写真撮影のスキルが必要ですか?
最初はスマホで十分です。今のスマホのカメラ性能なら、明るい時間帯に撮るだけで、放置されたGBPの写真より確実に良くなります。撮影を外注する場合は、その分を料金に乗せればいい。
Q. 契約は続きますか?すぐ解約されませんか?
数字を毎月見せていれば、続きます。「先月の表示回数」「電話の数」「口コミの増加」をレポートで共有する。オーナーさんが「効いている」と実感できている限り、月3万円は安い投資です。逆に、報告をサボると切られます。報告こそが商品です。
まとめ:「制作」から「成果」へ
長くなったので、まとめます。
- Web制作「だけ」では、単発売上と価格競争から抜けられない
- Googleビジネスプロフィール運用代行は、実績ゼロから始められて、成果が数字で見える
- 提案は「制作費+初期設定+月額運用」の3点セットに変える
- 最初の1社は半径5メートルから。有料診断を入口に
- 複数社を回すなら、根性ではなく道具(GHL)で仕組み化する
あなたのWeb制作のスキルに「集客」という価値が加わると、仕事は「ただ作るだけ」から「売上に貢献する」ものに変わります。
僕は代行業のみなさんを支援するサービスを作る側に回って、確信しました。生き残る人は、腕がいい人ではなく、仕組みを持っている人です。
「制作」から「成果」へ。
まず、14日間の無料トライアルで手を動かすところから始めてみてください。

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