ゴーハイレベル(GoHighLevel)で「どの集客が売上になったか」を丸ごと見える化する方法【アトリビューション入門】
結論から言います。
「どの集客が、実際にお金になったのか」は、ゴーハイレベル(GoHighLevel)なら仕組みで分かるようになります。
広告、SNS、Googleマップ、知人の紹介。
入口はいくつもあるのに、「で、結局どれが効いてるの?」と聞かれると答えられない。
僕も、ずっとそうでした。
毎月、広告費は出ていく。問い合わせは、来る時は来る。
でも「この売上は、あの広告のおかげです」と胸を張って言えるデータがどこにもない。
この状態、マーケティングの世界では「アトリビューションができていない」と言います。
アトリビューションとは、ざっくり言えば「この売上の手柄は、どの入口のものか」をハッキリさせることです。
カタカナで身構える必要はありません。この記事では、この「手柄の見える化」をゴーハイレベルでどう作るか、経営者目線で順番に解説します。
なぜ「どこが効いたか」が分からなくなるのか
原因はシンプルで、お客様の情報が、ツールごとにバラバラに散らばっているからです。
- 広告の管理画面には「クリック数」だけがある
- 問い合わせフォームには「名前とメールアドレス」だけがある
- 売上は、会計ソフトや請求書の中にだけある
この3つが繋がっていないので、「クリックした人」と「問い合わせた人」と「お金を払った人」が、それぞれ別人のように見えてしまう。
ゴーハイレベルが強いのは、この3つを「お客様一人につき1枚のカルテ」に自動でまとめてくれるところです。
仕組みの心臓部:お客様のカルテに「入口」が記録される
ゴーハイレベルの左メニューにある「連絡先(Contacts)」は、いわばデジタルの顧客台帳です。
お客様の名前をクリックすると、その人のカルテが開きます。
過去にどのページを見たか、どのメールを開封したか、通話の履歴はどうか。すべて時系列で残っています。
そしてここが本題ですが、このカルテには「この人がどの入口から来たか」も記録できます。
- Google広告をクリックして来た人
- Instagramの投稿から来た人
- Googleマップのプロフィールから来た人
- 紹介ページ経由で来た人
入口の情報がカルテに刻まれた状態で、その人が後日成約すれば、「Google広告から来た人が、○円の売上になった」と一本の線で繋がる。これがアトリビューションの正体です。
では、どうやって入口を記録させるのか。使う道具は主に2つです。
道具その1:リンクの後ろに付ける「荷札」(UTMパラメータ)
UTMパラメータという言葉、聞いたことがあるかもしれません。
これはリンクの後ろに付ける「荷札」だと思ってください。
例えば、自社のランディングページのアドレスがこうだとします。
https://example.com/lp
これをInstagramに貼るときは、後ろに荷札を付けます。
https://example.com/lp?utm_source=instagram&utm_medium=social&utm_campaign=haru_campaign
意味はこうです。
- utm_source:どこから来たか(instagram、google、newsletter…)
- utm_medium:どんな手段か(social=SNS、cpc=クリック広告、email=メール…)
- utm_campaign:どの企画か(春キャンペーン、年末セール…)
宅配便の荷物に「どこの営業所から発送されたか」の伝票が貼ってあるのと同じです。
この荷札付きリンクを踏んでフォームを送信した人は、ゴーハイレベルのカルテに荷札の中身ごと自動で記録されます。
コツは一つだけ。入口ごとに荷札を変えたリンクを使い分けること。
Instagram用、X用、メルマガ用、紹介者に渡す用。リンクを分けておけば、あとは勝手に仕分けされます。
道具その2:広告の「クリックの整理番号」(gclid / fbclid)
Google広告とFacebook・Instagram広告には、もっと便利な仕組みがあります。
広告をクリックすると、リンクの後ろに「クリックの整理番号」が自動で付きます。
Google広告なら「gclid」、Meta(Facebook・Instagram)広告なら「fbclid」と呼ばれる番号です。
ゴーハイレベルはこの整理番号もカルテに保存できます。
これが効いてくるのは成約したあとです。
「この整理番号のクリックが、成約になりました」という情報をGoogleやMetaに送り返せるので、広告側のAIが「こういう人が実際にお客様になるのか」と学習して、広告の配信そのものが賢くなっていく。
つまり、計測は「答え合わせ」で終わらず、次の広告の精度を上げる燃料になります。
設定のポイントは3つです。
- 広告の管理画面で、クリックの整理番号が付く設定になっているか確認する(Google広告は「自動タグ設定」をオン)
- ランディングページに、ゴーハイレベルとMetaの計測用タグ(Pixel)を入れる
- フォーム送信時に、整理番号ごとカルテに保存されるようにする
ここは一度設定すれば、あとは触りません。最初の1回だけ、丁寧にやる価値がある部分です。
紹介やチラシなど「ネットの外の入口」はどうする?
「うちは紹介が多いんだけど、それも追えるの?」
追えます。やり方は2つ。
一つ目は、紹介用の専用リンクを作っておくこと。
荷札の中身を「utm_source=shokai」のようにした専用リンクを名刺やお礼メールに載せておけば、紹介経由の人だけが踏むリンクになります。チラシならQRコードの飛び先をこのリンクにするだけです。
二つ目は、電話や店頭で聞いた入口を、カルテに「タグ」として手で付けること。
ゴーハイレベルの顧客台帳には「紹介」「チラシ」「看板を見た」のような目印(タグ)を自由に付けられます。フォームを通らないお客様は、聞いた瞬間にタグを1つ付ける。これだけで、レポートの集計に乗ってきます。
デジタルの入口は自動で、アナログの入口はタグひとつで。
「全部の入口を、同じ1冊の台帳に集める」——これが崩れなければ、手段は何でも構いません。
レポートで「手柄の一覧表」を見る
入口の記録が貯まってきたら、いよいよ収穫です。
ゴーハイレベルの「レポート」メニューを開くと、入口別の成績表が見られます。
- どの入口から、何件の見込み客が来たか
- そのうち、何件が商談に進んだか
- 最終的に、どの入口の売上が大きかったか
さらに「商談(Opportunities)」のパイプライン機能と組み合わせると、「新規問い合わせ→商談中→成約」というカンバン式のボードで、入口ごとのお客様が今どの段階にいるかまで見えます。
ここまで来ると、経営判断が変わります。
「Instagramは問い合わせ件数こそ多いが、成約はGoogleマップ経由が中心」
——そんな事実が数字で見えたら、来月の広告費の配分は、もう迷いません。
感覚ではなく、台帳が答えを持っている状態。これがゴールです。
今日からやる3ステップ
最後に、実践の順番をまとめます。
- リンクを入口ごとに分ける:SNS・メルマガ・紹介用に、荷札(UTMパラメータ)付きリンクを作って使い分ける
- 広告の整理番号を保存する:Google・Meta広告の自動タグと計測タグを設定し、カルテに残す
- 月に1回、レポートを見る:入口別の成約数を確認して、予算の置き場所を決める
全部を一気にやる必要はありません。
まずはステップ1、リンクの使い分けだけでも、来月には「入口別の問い合わせ数」が見え始めます。
まとめ:広告費の「行き先」が見える経営へ
- 売上の手柄がどの入口のものか分からないのは、データが散らばっているから
- ゴーハイレベルは、お客様1人=1枚のカルテに「入口」ごと自動記録してくれる
- 荷札(UTMパラメータ)と整理番号(gclid・fbclid)が、入口を記録する2つの道具
- レポートを見れば、広告費の配分は感覚ではなく数字で決められる
「広告費がどこに効いているか分からない」という霧の中の経営から、
「この入口に張れば売上になる」と分かった上で張る経営へ。
その道具は、もう揃っています。
ゴーハイレベルは14日間の無料トライアルで、この顧客台帳もレポートも全部触れます。
まずはご自身のビジネスの「入口」を、1つ記録するところから始めてみてください。

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