完全講義GoHighLevel:エージェンシーオーナーに向けて

GoHighLevelのシステム内の機能をイメージ

エージェンシーオーナーの皆さん、GoHighLevelをご存知でしょうか?

ここでいうエージェンシーとは、Web広告代理店、HPの受託制作をしているWeb制作会社や、

Webマーケティングコンサルタント、SNS・Web広告などの運用代行会社など全般を指します。

このソフトウェアは、既に米国では、数年にわたり多くの人々から絶賛されていますが、

私が最初に見たのは、2024年の11月のことでした。

当時は、UTAGEを使っていたこともあり、ピンとこなかったのです。

ところが、AIエージェントによるアウトバウンドの電話セールスを見て、心を奪われました。

そして、1カ月悩んで、2025年2月17日の14時11分に、無料体験の申し込みをしたのです。

その証拠が下の画像です。

GoHighLevelからのメール画像

私のように、せっかくHighLevelに出会った、あなたには、1日も無駄にしてほしくはありません。

今回は、GoHighLevelのすべてを学び、あなたのエージェンシーにどう統合するかをお伝えします。

目次

GoHighLevelとは?

GoHighLevelは、エージェンシー向けのオールインワン管理ツールです。

このプラットフォームは、ウェブサイトのホスティングから、顧客とのコミュニケーション、

広告管理、サービス提供システムの管理まで、すべてを一つの場所で実現します。

エージェンシーオーナーにとって、GoHighLevelはビジネスの効率を大幅に向上させるための強力なツールです。

顧客のニーズに迅速に対応し、プロセスを自動化することで、時間とリソースを節約できます。

GoHighLevelの進化

GoHighLevelは、初期のリリースから多くの改善を重ねてきました。

機能の追加やユーザーインターフェースの改善により、エージェンシーオーナーがより使いやすく、

効果的にビジネスを運営できるようになっています。

特に、顧客管理やマーケティングオートメーションの機能が強化され、

エージェンシーがクライアントに対してより高い価値を提供できるようになりました。

エージェンシーオーナーのための利点

  • コスト削減:複数のソフトウェアを使用する必要がなくなり、コストを抑えることができます。
  • 効率的なプロセス:すべての業務を一元管理できるため、業務の流れがスムーズになります。
  • クライアントへの価値提供:高度な機能を活用して、クライアントに対してより良いサービスを提供できます。

アカウント作成の流れ

GoHighLevelのアカウント作成はシンプルです。

まず、公式サイトにアクセスし、14日間の無料トライアルに申し込みます。

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次に、必要な情報を入力し、プランを選択します。

エージェンシーのスタートアップには、スタータープランが推奨されます。

これにより、基本的な機能を利用しながら、ビジネスを開始できます。

ビジネス情報の設定

アカウント作成後、ビジネス情報を詳細に設定することが重要です。

ロゴのアップロード、ビジネス名、連絡先情報を入力します。これにより、GoHighLevelの機能を最大限に活用できます。

特に、業種やビジネスの詳細情報を正確に設定することが、顧客とのコミュニケーションやマーケティング活動に影響を与えます。

チームメンバーの追加

GoHighLevelでは、チームメンバーを簡単に追加できます。

これにより、プロジェクトの管理やタスクの分配がスムーズに行えます。

チームメンバーの役割を設定し、それぞれの責任を明確にすることで、業務の効率をさらに向上させることができます。

インテグレーションの設定

GoHighLevelを最大限に活用するためには、既存のソフトウェアとのインテグレーションを行うことが不可欠です。

まずは、Googleアカウントを接続しましょう。

「Googleでサインイン」をクリックして、正しいメールアドレスでログインします。

これにより、GoogleマイビジネスやGmailからのメール送信が可能になります。

次に、FacebookやInstagramのアカウントを接続します。

これらのソーシャルメディアプラットフォームは、広告運用や顧客とのコミュニケーションに役立ちます。

接続ボタンをクリックし、ログイン情報を入力してください。

最後に、Stripeアカウントを接続します。

Stripeは、請求書の送信やクライアントからの支払い管理に便利です。

特に、手動で請求書を作成する手間を省き、自動支払いの設定が可能です。

※日本から申し込むには、事前にStripeアカウントを作成しておいた方がスムーズです。

カレンダーの作成

インテグレーションが終わったら、次はカレンダーを作成します。

「新しいカレンダー」をクリックし、さまざまなオプションから選択できます。

初めての方には、シンプルなカレンダーが推奨されます。

これにより、顧客が直接あなたとコールを予約できるようになります。

カレンダーには「戦略コールカレンダー」と名付けると良いでしょう。

通常、45分程度の時間を設定し、ミーティングの場所にはZoomリンクを追加します。

これで、顧客が簡単に予約できる環境が整います。

さらに、カレンダーの設定では、会社のロゴや説明文を追加することも可能です。

顧客に向けた魅力的なメッセージを作成し、カレンダーの色や可用性をカスタマイズしましょう。

電話システムの設定

次に、電話システムの設定を行います。「電話システム設定」をクリックし、GoHighLevelの内蔵コール機能を使用します。

このシステムを利用することで、電話やSMSを通じて顧客と連絡を取ることができます。

設定を完了したら、新しい電話番号を追加します。国を選択し、必要に応じて複数の番号を持つことも可能です。

特に、モバイル番号を選ぶことで、より高い反応率を得られるでしょう。

番号を選択し、購入手続きを進めます。月額料金はわずか$15ですので、コストパフォーマンスも良好です。

※2025年2月現在では、日本では未対応です。

レピュテーション管理

クライアントの信頼を得るためには、レピュテーション管理が重要です。

GoHighLevelでは、顧客からのレビューを簡単に管理できます。

まず、レビューのリクエストを自動化する設定を行いましょう。

顧客とのコミュニケーションを通じて、ポジティブなフィードバックを促す仕組みを整えます。

良いレビューを取得することで、ビジネスの信頼性が向上し、新規顧客の獲得にもつながります。

また、ネガティブなレビューにも迅速に対応することが重要です。

適切な対策を講じることで、顧客の不満を解消し、信頼を築くことができます。

レピュテーションマネジメントとは、​企業の​評判を​高めるとともに、​風評被害を​抑える​ことを指します。狭義では、主に米国などでは、Google マップのレビューを中心に、口コミサイトやSNSなどの評判を向上・維持することを指します。

ドメインの追加

次に、ビジネスのオンラインプレゼンスを強化するためにドメインを追加します。

GoHighLevelの設定メニューから「ドメインの追加」を選択し、必要な情報を入力します。

独自のドメインを使用することで、ブランドの認知度が向上し、顧客の信頼感を高めることができます。

特に、プロフェッショナルな印象を与えるためには、カスタムドメインが不可欠です。

ドメインの設定が完了したら、ウェブサイトやランディングページへのリンクを簡単に管理できます。

これにより、マーケティング活動がより効果的に行えるようになります。

※特に、メールマーケティングを行う場合は、メールの到達率をあげるためにも、独自ドメインが必ず必要です。

メールサービスの設定

最後に、メールサービスの設定を行います。

GoHighLevelでは、Gmailや他のメールサービスを統合することで、

マーケティングキャンペーンや顧客とのコミュニケーションがスムーズになります。

設定メニューから「メールサービス」を選択し、必要なアカウント情報を入力します。

これにより、メールの送受信が可能になり、顧客との連絡が一元管理できます。

また、自動応答やメールキャンペーンの設定も行えます。

顧客に対して定期的に情報を提供することで、関係を深めていくことができます。

ワークフローの自動化

ワークフローの自動化は、エージェンシーの効率を劇的に向上させる鍵です。

これにより、リードの獲得から顧客管理、フォローアップまで、すべてのプロセスをスムーズに進められます。

GoHighLevelでは、さまざまな自動化機能が用意されており、特にワークフロー機能が注目されています。

ワークフローを設定することで、特定のトリガーに基づいて自動的にアクションが実行されます。

たとえば、顧客がフォームを送信した場合、その情報を基に自動的にメールを送信したり、リストに追加したりできます。

これにより、手動での作業を大幅に削減し、エラーも減少します。

自動化の流れを定義する際には、次の点に注意してください:

  • トリガーの設定:顧客の行動に基づいて、どのようにプロセスを開始するかを決めます。
  • アクションの選択:トリガーが発動した際に実行するアクションを選択します。
  • 通知の設定:重要な情報をチームに伝えるための通知を設定します。

セールスファネルとウェブサイトの作成

GoHighLevelでは、ファネルとウェブサイトの作成が簡単に行えます。

セールスファネルは、潜在顧客を自動化された販売フレームワークを通じて、

有料顧客に変えるための戦略的な関係構築の連続体験の設計です。

「ファネル(じょうご)」は、ターゲットからのトラフィックが上部から入り、

高価値の顧客が下部から出てくる様子を視覚化します。

セールスファネルは、顧客を獲得し、育成し、転換するプロセスを表しています。

ホームページやLPへの流入をコンバージョンする道筋を作ります。

ファネルは、潜在顧客があなたの会社・店舗を認識した瞬間から始まり、製品を購入するまで続きます。

また、セールスファネルには、リピート購入を促進し、

顧客をあなたの会社・店舗ファンに変えるためのリテンション戦略も含まれることがあります。

まず、ファネルはシンプルなランディングページとして設計されており、

特定の目的(リード獲得や販売促進など)に特化しています。

一方、ウェブサイトは複数のページを持つ構造で、ブランド全体を表現するために利用されます。

ファネルを作成する際は、以下のステップに従いましょう:

  1. 目的を明確にする。
  2. テンプレートを選択する。
  3. 必要な情報やコンテンツを追加する。
  4. デザインをカスタマイズして、ブランドに合った見た目にする。
  5. ファネルを公開し、効果を測定する。

ウェブサイトの作成も同様に簡単で、複数のページを作成し、ナビゲーションを設定することで、

訪問者が情報を探しやすくなります。SEO対策も忘れずに行い、オンラインでの可視性を高めましょう。

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エージェンシーダッシュボードの活用

エージェンシーダッシュボードは、ビジネス全体のパフォーマンスを把握するための中心的な場所です。

ここから、すべてのサブアカウントの状況を一目で確認できます。

各クライアントの収益状況や進行中のプロジェクト、重要な指標をリアルタイムで把握することが可能です。

ダッシュボードを最大限に活用するためには、以下の点に注意してください:

  • 定期的なチェック:毎日の業務の中でダッシュボードを確認し、進捗状況を把握します。
  • データ分析:収集したデータを分析し、どの戦略が効果的かを見極めます。
  • チームとの連携:ダッシュボードの情報を共有し、チーム全体で目標に向かって進みます。

まとめと次のステップ

GoHighLevelを活用することで、エージェンシーオーナーはビジネスの効率を大幅に向上させることができます。

自動化、ファネルの作成、ダッシュボードの活用を通じて、顧客獲得や管理のプロセスをスムーズに進めることが可能です。

次のステップとしては、実際にワークフローを作成し、自分のビジネスに適用してみることをお勧めします。

また、定期的にダッシュボードを確認し、状況に応じて戦略を見直すことで、より強固なエージェンシー運営が実現できます。

これからの成長を楽しみにしながら、積極的にGoHighLevelの機能を活用していきましょう。

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